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Dream Quest 本編83

(俺がそこに入ろうとすると蒼が止めるからだろうか…?)
「他の目的場所とか思いつかないし、とりあえず行ってみればいいと思うけど…でも行くと言っても場所が全くわからないのは大変そうだよな…」
そう言いながら俺はチラッと蒼の方を見た。
俺はとりあえず自分の意思表示をしてみた。(つもりだ)
俺が行きたいと言えば蒼は恐らく止めないだろうと思えたからだ。
蒼も俺をチラッとみて微かに笑ったかのように見えたが特に何も言わなかった。
「場所は…グレイなら知ってるかも知れないよ~僕グレイとそこで会ったんだもの~」
「それを早く言えよっ!」
俺は思わず大声を出していた。
「あ、待って…ちょっと静かに…」
デッドは何故か急に目を閉じてじっとしてしまった。
(オマエが一番しゃべってたんじゃなかったか?(汗))
目を開けたデッドは驚いた顔をして小声でボソボソとしゃべりだした。
「なんか僕達…全国指名手配中になってるような感じだけど…どうする?」
「なんだよそれ!?」
「何の事なの?詳しく話してみて」
デッドは、たまに人同士の会話や通信のような物が聞こえて来るのだという。
今回もそれで聞こえてきたものだろう。
「たぶんどっかの組織とかの無線?みたいなものじゃないかと思うんだけど…今さ~歳はハイティーンぐらいで女性1名男性3名ドラゴン1匹、誰か見かけた者はいないか~って話してたんだよ?それってやっぱり僕たちの事だよね~?」
「それは本当なの?もう少し詳しく聞かせてくれる?」
「えっと…見かけた者はいないか~の後、誰も見てないという返事と、それは例の奴らと関係あるのかと聞き返してて、そっちとは関係が無いと返事してた…後は一般人に道を尋ねられただけだとか何とか…そんな感じだったよ?」
「なんだよそれ…どっかの組織とかに目を付けられるような事…俺ら何かやったか?(汗)」
「私もそうなる可能性とか全く思いつかないわ…」
「あのロボット戦士のガキ!あいつが親に言って親が組織の手を借りて俺達を探してるとか…?」
「あり得ない話じゃないけど…相手があの子の親ならたいしたことない話なので別にいいけどね…」
「えっ?いいんですか?(汗)」
「現実世界の話しになって何か言ってきたとしても、それなりに事を収める術はあるから大丈夫よ?動かせるお金もそれなりにあるしちょっとした専門の筋の人脈も、ちゃんとあるからね!」
(こういう所は、さすがおぼっちゃん!という感じなのだろうか?…(汗))
「でも気持ち悪いよね~なんで探してるんだろうね~?」
「そもそも誰が何のために探してるのか全く思いつかないものね…例の奴らって何かしらね?…道を聞いた一般人と私達は関係あるのかしら?分からない事だらけね…」
サトコさんは真剣な面持ちで考え込んでいる様子だった。
「とりあえず戻って、あのガキに聞いてみた方が早いかも…」
「でもあの子の親関係なら子供の高価なおもちゃを壊した文句を言いたいとか、そのおもちゃの賠償問題とかぐらいでしょ?夢の中で探したりするかしらね?」
「でもアイツの親ってロボ作ってる会社関係者だとか言ってたから人とかを送りこみやすいのじゃあ?」
「関係者だからこそ、コッチの世界で私達を見つけたぐらいでは、どうこうできる話でも無い事を知ってるはずだと思うのだけど…単なる仕返しとか考えてるのかしら?…親子揃ってあんな性格だったら最悪よね…」
サトコさんは呆れたような顔で溜息をついた。
「似たもの親子って割と多いんじゃないのかな~?パパもロボ連れてたりしてね~?」
「やっぱ、アイツ探して問いただした方が早いと思う!」
「でもあの子がこっちの社のエリアに来てる可能性は低いのではないかしら…探すとなると対戦相手を探してヤキモキしている連中がウヨウヨいるような向こうのエリアに行かないといけないかも知れないわ…」
「なんか変なのに絡まれそうで嫌かも…(汗)」(そこの君!バトルしようぜ!みたいな…?(汗))
「あの子が例のおもちゃを新調して無ければ、そこに行っても居ないでしょうしね…」

Dream Quest 本編82

「向こうに少しだけ木や花がある場所がって、そこなら座って話ができそうだよ~」
俺達はデッドの言う場所へ向かった。
そこは木が何本かあるものの見晴らしも良く所々に小さな花が咲いているが、地面は適度に乾燥しているので座る事もできそうな場所だった。
俺達はテーブルでも囲むようにそこに座り、ドラゴンは木の中に入って枝に降りたようだ。
「少しのんびりした気分になるわね」
サトコさんは伸びをしながら話を始めた。
俺は最初は見晴らしが良過ぎて落ちつかない感じがあったが、みんなで座った頃には遠足やピクニックな感じもして話をする事に特に抵抗は無くなっていた。
「そうですね…でもここってまだ手前の方なんですよね?二人はどのぐらい奥まで知ってるの?」
「僕は何処が奥でどこが手前なんだか全然解らないんだけど、ここって手前なの~?」
俺は最初、デッドがまた変な話をしたのかと思ったが、そうではないらしかった。
「手前って言っても私達は社のエリアを基準として近いだとか遠いだとか言っているに過ぎないので何処が真の手前で何処が奥なのかはわからないのが普通ね…元々社がエリアを決定する時にかなりの範囲で平穏なエリアが広がってる場所を選んであるおかげで?近い場所は初心者に最適っぽい感じだし、ここから奥に行くと強敵に遭ったり不思議なエリアに入ったりもするって感じかな?」
「あ、そうだ!不思議と言えば、ものすごく深い森に魔法使いのおばあさんがいるんだよ!あの人ならここの事とかも詳しいだろうし何でも知ってるみたいだから会って損は無いと思うよ~?」
「魔法使い?(汗)」
デッドの話しが嘘や作り話ではないのはわかっているが、たまにとんでもなくズレている事があるので、そのままを鵜呑みにしない方がいい場合もある。
(おばあさんって事は童話とかに出て来る悪役のばあさんみたいな人か?でもちょっと黒い服とか着てたらばあさんなんて皆魔法使いに見えそうだけどな(汗)まぁ…魔法使いの少女とかじゃ無くて良かったような気もするが…いや、それはそれで見てみたい気もするか…)
「たぶん魔法使いだったような~?改まって聞かれたらどうだったんだろうって思っちゃうよね~でも見たらたぶんわかるよ~」
「魔法でも使うのか?それとも鍋で毒りんごを作ってたとか、鏡と会話してたとか?」
「魔法みたいなのは使ってたかなぁ…?鍋はあったけど何作ってるのかは知らないかな~
鏡はよくわからないけど水晶玉みたいなのは覗いてたよ?」
「その人はデッドの知り合いか何かか?」
「僕が森で迷子になってたのを助けてもらったんだよ~その後しばらくおばあさんの家で暮らしてたんだよ~」
「一緒に住んでたのかよ…!」
「その森の事だと思うけど…少しだけ聞いた事があるわ…深くて黒い森があって、普通に入る事はできるんだけど、とてもじゃないけど奥には行けないほど危険だって…それに、その森って座標が一定ではないという話しだったような?」
「座標が一定じゃない?ひょっとして移動してる森?」
「あ~そうかも…でも、瞬間移動みたいに何処に現れるのか分からないとかじゃなくて、たぶん同じ所で動いてるだけだと思うよ?前に何処からでも太陽や月が見えるように何処からでも森に入れてしまうし太陽や月が見えない日でも無くなったわけじゃ無いように森も常にそこにあるんだって感じの事言ってたような気がするし~あれ…でも森に入ってはいけないって言われたんだったかな~?」
「入ってはいけないのに、その人?は住んでるのよね?そのおばあさんは人間なの?」
「うん、なんか変だよね~何で入ったらダメだったんだったかな~?危険だからかな~?そのおばあさんは現実に身体があるって言ってたから、たぶん人間だと思うよ~?」
「そこにはどうやって行くんだ?」
「さぁ…僕は良く知らないけど?探してたらそのうちあるんじゃないかな~?」
「なんなんだそりゃ…デッド!場所知ってたんじゃないのか!?そもそもそこに住んでたんだろ!?」
「住んでたといってもその間は森というかその家から一歩も出た事無かったし~動いてるんだし見えたり見え無かったりするらしいし…でも直ぐ見つかるんじゃないかな~」
「本当に適当だな…(汗)」
「とりあえず目的地はそこでいい?デッド君は里帰りみたいになるのかしらね(笑)私はそこでその人の知ってるこの世界の事を聞いたり…出来れば魔法の事も聞きたいわ…蒼君!前にテスターが森を見たという時の座標データーは残ってるのかしら?」
「無いな。瘴気が強い場所なので見てもモニターを近づけるなとある!」
「そんな危険なところなのかしら?人が住んでるらしいしデッド君も知ってるぐらいだから大丈夫のような気はするし、とりあえず行くだけでも行ってみたいんだけど…いいかしら?」
それは俺達に聞いていると言うよりも蒼に尋ねているような感じだった。

Dream Quest 本編81

2009開の証を持つ者 大量複製され多世界は混沌なる変革が齎される
2010超の証を持つ者 開の証の者に囚われ証を奪われる
2015完全なる証を揃えた者 己に証を使い世界を終焉させる
この観により証は再度分離され世界は再構成される
証は使えぬものである 証は持つ者には何も齎さぬものである
故に運命のみが証を求める
証を持つ者 真なる目的のためだけに証を求めよ

という感じの内容…数字が年号だとしても2009と2010は過去になるわけだから既に終わってる事になるけど、それらしい事など特に聞いた事も無いわけだから私達の知らない所で起こった出来事なのかしらね?…前に見たモノはもっと数字が前のものでね、証を持つ者が殺されたり死んでしまうような話で、そこでも証を分離して再構成したとかあったけど何なのかしらね…まぁ他愛も無いラクガキかもしれないけどね…」
「サトコさんだけ読めると言う事は…ひょっとしてサトコさんが証とやらを持っているとか!?」
「う~ん…残念な事に?先祖代々伝わる家宝もなければ、そういう特殊そうな物を手に入れたとか託されたとかもないわよ?(笑)」
「実は意外な物かも…?」
「意外な物って?」
「例えば…実は体内に宝珠が隠されている!とか…」
「私、健康診断も何度も受けてるしレントゲンだって何度も撮ってるわよ?そんな異物が体内にあったら普通は映るだろうし自覚もあるでしょう?(苦笑)」
「そういうのって普通の人には見えない物であるのが定番じゃないですか!」
「何の定番なのやら(笑)まぁ見える見えない以前に有るのか無いのかすらわからないのではどうしようもないって事になるけどね…私達の体内にそんな面倒な物が入ってたりしない事を願いましょう(笑)」
「ええっ!無い方がいいんですか?あった方がなんかいいのに…」
「特殊なモノなど持っていても、いい事など一つもないものよ…」
俺達は、どこまでが本気なのか冗談なのかわからないような会話で盛り上がっていた。
俺はこの歳になっても自分が特別な存在だったとか特殊な能力を持っていたとか、そんな事にいまだに憧れがあるけれど、こんな憧れも誰もが持つものではないのだろう。
それとも歳と共に薄れてやがては消えてしまうんだろうか?そんな事を考えていた。
そして俺はこの時、サトコさんの言葉の真意をまだ知らずにいた。
そんな事をしているとデッドが何処かから飛んできた。
(ある意味コイツが一番謎な奴だよな?案外コイツが証とやらを持ってたりしてな…)
「サトコ、タツヤ、蒼、えっと今は…こんばんは!になるのかなぁ?」
デッドはそういうとニッコリ笑った。
「こんばんはデッド」
「こんばんは!さてとこれからどういう方向へ目的を定めるか会議と行きましょうか!」
「こんな所で立ち話するの~?こんな場所だと誰に盗み聞きされるかわからないよ~?」
(オマエがソレを言うのかよ…(汗))
「まぁ個人の部屋みたいな場所が用意できたらいいけど個人が作る空間とか夢ってのは鍵の掛ってる家みたいな感じになるのでパーティには不向きな作りなのよね…」
「ふ~ん…ドアをノックして入れてもらったらいいんじゃないの~?」
「ドアというのが見えていれば、それぐらいは出来るかもだけどね…」
「だったらさ~どこかに僕たちの街を作ろうよ~」
「何処かから材料でも調達して?」
「え~パッと出したりできるんじゃないの~?」
「今の時点でパッと出したりできるのは武器とか道具ぐらいね…部屋はそのうち考えておくわ!たぶん聞かれたら困るような話にはならないだろうし、殆どの会話は簡単に聞こえたりしないものだから大丈夫よ」
「簡単に聞こえるらしい人はいるけどな!?」
俺はそう言うとデッドの方を見てニヤリと笑った。
「え~っ!なんか僕が悪者なの~?」
「デッド君はいい人よね!だから話をするのにいい場所とか探して来てくれたりすると有難いんだけどね?」
サトコさんの怖い笑顔がデッドに向けられていたがアレを怖いと思ってるのは、ひょっとしたら俺だけなのかもしれない…。
「わかったよ~!ちょっと待ってて~!」
そう言って少し頬を赤らめてニコニコしながらデッドはドラゴンに乗って飛びたった。
(なんて単純な奴だ…)
俺はサトコさんをじっと見ていた。
その視線に気がついたのかサトコさんは俺に問いかけてきた。
「どうかした?」
俺は小さな声で聞いてみた。
「サトコさん…その身体辛くないの?」
「自分の都合でこんな格好しているんだもの…多少のリスクは覚悟しないとね…」
「多少…なの?」
「そんなに心配するようなモノじゃないよ…この身体は乗り物みたいなものだから慣れるしかないだけだね」
サトコさんは、そう言うと笑っていた。
俺はそれ以上何も聞けなかった。
少しの沈黙の後デッドが戻ってきた。

Dream Quest 本編80

俺の夢は、いつもの殺風景な部屋からはじまる。
蒼は口調こそマニュアルの棒読みでは無くなったものの何かやりたい事はあるかだの、端末をチェックしろだのとうるさく言うのは相変わらずだ。
更新されてた内容は平和そのものな感じで特に気にするようなものはない。
「じゃあ行こうか?あ…そうだ!サトコさんさぁ…必ず先にいて俺達を待ってる感じだけど、サトコさん自身は探知能力って無いのかな?」
「よくは分からんが、ガイドの持つ基本的能力は当然持っているだろう…ただガイドの能力は本来の自分の能力では無からな?持ってるのと使えるのとは又別という事だ」
「それも同調とかと関係してるのか?」
「それもあるだろうが、タツヤはタツヤの持つエネルギーを全部タツヤの事に使えるのに対して、自分のものとは別の能力を使いたい場合、その能力を使うのにも当然自分のエネルギーを消費しなければならないわけだが、そんなに余分に使えるエネルギーってのがあると思うか?」
「俺…自分の事だけで使い果たしてそうだ…」
俺は何となく蒼の話を聞きながら、ぼんやりと蒼を見ていた。
(主人の言う事しか聞かないと言うガイドの蒼が、なんだかんだと文句を言いながらもサトコさんに言われた事をしてくれるのは、全部知ってたからなんだろうか…?)
「蒼も大変だろうけど…ガイドにしか出来ない事は、なるべく蒼がしてくれると嬉しいかな」
「当たり前だ!俺様の仕事を他の奴にやらせてたまるかっ!」
(ひょっとしてサトコさんにガイドの仕事を取られたくないからやってたのかな?(汗))
「なんか色々聞きたい事があったんだけど、起きて寝たら忘れちゃうな…まぁ余りここで時間掛けるわけにもいかないから、そろそろ行こう!」
俺達はいつものように扉を通り抜けて目的地へ移動した。
俺は辺りをキョロキョロして誰かいないか探して見た。
何か大きなモノの傍にサトコさんがいるのが見えた。
「サトコさん」
俺達はその場まで走って行った。
その大きなものは途中で折れた大木がそのまま石になったような感じだった。
「これって木が石化してるんですかね?」
「どうなってるのかはよくわからないけど、文字が書いてある所をみると、誰かが故意にやったという事なのかしらね?」
「えっ?文字?」
俺はソレに近づきグルリと一周回って見た。
「文字なんて何処かにありますか?」
「えっ?割と全面にぎっしりとあるでしょ?…見えない?何かの拍子に浮かび上がってくるのかな?ちょっとコレに触って見て」
サトコさんは石化した木に触れながらそう言った。
俺は木にペタペタと触れてみたが何も見えなかった。
「何も見えないと言うか…文字が浮かんでくるんですか?ちょっと蒼もやってみてよ」
蒼は木に触りながら木の分析をしていたようだ。
「特に意図的な仕掛けなどはなさそうだがな?」
「文字は見えてる?」
「何も見えてなどいないが?」
「そっか、やっぱり誰にでも見えるわけではないのね…」
「やっぱりって?」
「コレが初めてじゃないのよ…前にテスターとして調査で来てた時も物は木とは限らないんだけど幾つか文字が読めるものがあったの…でも、その時もマヤには見えなかったし、他の社員でそんな文字のある物を見たと言う者は一人もいなかったの」
「霊感とかが関係してるとか!?」
「私はそういうモノが見えた事も感じた事もないし割とそういうものとは無縁の生活をしてきた気がするんだけどね…」
(いかにも霊とか見えたり話がしたりできそうな外見だと思ったけど違うのか…)
「その文字?一体何語で…なんて書いてあるんですか?」
「何語?ふむ…何語なんだろう?でも書いてある内容はだいたいわかるのよね…年号みたいなものもあるので記録か…それとも予言という感じのものなのかしらね?単なる希望や妄想なのかもだけど…えっと読んで見るね…

Dream Quest 本編部外 奇妙なパーティ9

21.jpg
さきほどダーク達と一緒にいた男が小高い丘から二人の様子を見ていた。
そこに似たような風貌の女性が現れた。
「アーケイン!仕事もせず何を子供と遊んでいたのだ!」
「おっキュリオじゃねーか、覗き見してたのか?相変わらず性格悪いなオマエ」
「このだだっ広い場所の何処から覗き見なんてできるんだ?サボリの言い訳ならもう少しマシなものにしろ!」
「サボってたわけじゃねーさ」
「私には子供と遊んでる様にしか見えなかったが?」
「ほら~やっぱり覗いてたんじゃねーか!」
「見えていただけだ…覗いてたわけではない!それに個人用の通信機を渡したな?上に知れたら始末書程度じゃ済まんぞ?」
「それは大丈夫さ、何らかの成果があれば上にも報告するつもりだしな…」
「アーケイン!一般人を巻き込むつもりか!」
「俺は巻き込んだりしねーよ?でも考えてみろよ…敵さんは俺達にゃ絶対に遭いたくないと細心の注意を払って行動してる連中だが、一般人に対してはそこまで思っちゃいねぇだろうさ、だとすると何かの拍子に敵と出会えるのは俺達よりもむしろ彼らのような連中の方じゃねーのか?その時に何事も無く通り過ぎる程度ならいいが、そうでなかったらどうなる?」
「なるほど…監視用か…」
「それに実際この任務って宇宙の闇に漂う塵を探せとか言う気の遠くなる話でもあるんだぜ?協力者は多いに越した事は無いさ…」
「そうかもしれんな…それでこれからどうするつもりだ?あの子達の近くで監視でも続けるのか?」
「いや、彼らが探していると言う、もう一つのパーティを俺も探してみようと思ってる。そっちから情報が貰えるかもしれんからな」
「外にいる一般人は少ないからな…貴重な情報源とも言えるか…」
「ま!ちょいと気になる事もあるんでな…そっちは女1人男3人だそうだ、もし見たら俺に知らせてくれ!」
「わかった、では私はもう行くからな!」
「おう!またな!」
女性は男の最後の言葉を聞く前に一瞬で消えた。
「おいおい…はえ~な…挨拶ぐらい最後まで聞けよ…ま!聞く程の事でも無いが…さてと…コチラもぱぱっといきますか…」
男はそうつぶやくと一瞬で消えたのだった。

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