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Dream Quest 本編部外 奇妙なパーティ8

「ダークさん?そろそろあの人達探しましょう?今聞いた話も教えたいですし…」
「今の話しが本当なら、この人と一緒にいるのが最も安全であり、なお且つプロのエージェントばかりなら人探しもお手のものという事です!僕はこの人と一緒に行きますよ」
またしても踏ん反り返ってニヤケ顔をしているダークの悪い癖が出たようである。
「おいおい、俺はこんなんでも仕事中なんだよ…子供の遊びの相手などしてる暇も余裕も無いし人探しとか手伝えんぞ!?さぁさぁ行った行った!」
男はそう言いながらダークとソフィアの背中をグイグイと押した。
「ちょっと…僕に選択の自由と権利は無いんですかっ!?」
「そんなものは無い無い!仕事の邪魔をすると逮捕するぞ?」
男は二人の背中を押し、前からはアテナとビクトリアが、それぞれダークとソフィアの手を引っ張っていた。
「も~それじゃただの駄々っ子じゃないですか~迷惑かけたら駄目です!行きますよっ!」
4人が男から少し離れた時、男は大きめの声でダークに何かを投げながら言った。
「おいぼうず!それは俺専用の通信機で俺としか繋がって無い!お互いの情報交換用だ!
ただし俺はおまえらの探し人を探してやる事はないし、おまえらも俺の探してるモノをわざわざ探す必要は無い!お互いたまたま見かけたという時にでも教え合うだけだ!いいな!?
あ、それから関係ない事をしゃべって来ても無視するし、俺が忙しくて返事できん時もあるが悪く思うなよ!?とりあえず今はそれで勘弁してくれや!
あ、そうそう俺の名はアーケインだ!じゃあな!」
そう言うと男は笑って手を振りながら一瞬で消えてしまった。
「あっ…行っちゃいましたね…」
「ふん、そういう芸当もできるわけですか…まぁ…またいずれ会えるでしょうから今はこれでいいという事にしておきましょう」
ダークは、そう言うとスタスタと歩き出した。
「えっ?なんでまた会えるとわかるんです?」
アテナもダークの隣まで行き歩調を合わせて歩きながら尋ねた。
ダークは横を向き手に持っているモノを突きだして見せて怒鳴るような口調で言った。
「君は今のやりとりを見ていたんですよね?コレ返さないつもりなんですか?」
いきなり手を突きだされたのでアテナはびっくりして飛ぶように一歩下がって立ち止まり、
それを見ていたビクトリアはアテナとダークの間に割り込んで構えた。
「ああ、ソレ…通信機でしたっけ…いずれ返さないと…ですよね…あはは」
そう言いながらアテナは照れ笑いを浮かべていた。
「笑い事じゃないんですけどね?それに君も!?今までの話から僕が何を手にしてて何を言おうとするのかぐらい充分予測可能なはずなんですけど、その過剰なまでの反応は一体何なんですかっ!?まったく…」
ダークは通信機を持った手を振りながらビクトリアに向かってブツブツと文句を言っていた。
「とにかく、次に行きましょうよ!次は誰に会えるかしら…」
アテナは嬉しそうに張り切って手を大きく上げていた。
ダークは立ち止まって腕の機械をいじり始めていた。
「次はって…君は全然懲りてないんですね?行く先々で頭に銃を突きつけられてたら頭が幾つあっても足りませんよ?」
「え~っ…結構楽しかったと思うんですけど?」
「何の実りも無く徒労に終わっただけなのに何が楽しいんですか!次に知らない人がいても無視しますからそのつもりでいてくださいよっ!」
「えぇ~実りはありましたよ?通信機も貰ってお友達にもなれたじゃないですか!」
「向こうはお友達が出来たとは思ってないと思いますけどね?これ以上グダグダ言ってたら置いて行きますよ?」
「あっ、はいはい!」
アテナは大急ぎでダークの傍に走って行った。
二人は転送の光に包まれて次の地点に消えたのだった。
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