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Dream Quest 本編部外 奇妙なパーティ6

「きゃっ!」
「な、なんですかっ!?」
「ダークさん…後ろ…」
「後ろがどうしたんです?」
そう言いながらダークは座るような姿勢で後ろを向いた。
「・・・。」
そこには大きな男が両手に銃のような物を持ち、その銃口を二人の頭に突きつけて立っていた。
「なんだぁ?下手なスパイの偵察だと思ったら子供かぁ?おまえらどこの組織の者だ?」
「そ、組織って運営会社を言えばいいんでしょうかね?」
「この場面で、そんな事を聞いてるとは思えないですけどね?」
「あ、ひょっとしてリアルで通ってる学校名を言えばいいのかも?」
「それは、もっと違うと思いますけどね?」
「ん?なんかこそこそとしゃべってるようだが…なんか妙だね?ひょっとしておまえら一般人?」
そういうと男は銃を消して二人の目の前に胡坐をかいて座りこんだ。
男が油断したと思ったダークはソフィアを動かし男の背後から攻撃を仕掛けたが男は飛びついて来たソフィアの手首を軽く片手で掴むと柔道の投げ技のように投げた。
投げられたソフィアはこちらに向かって走り出していたビクトリアに当たって2人は重なるように倒れ込んだ。
「今のは、ぼうずが動かしたのか?向こうのお嬢ちゃんは自分で動けるらしいな…ま!とりあえず…物騒な物は無しにして、ゆっくり話そうや?」
男はそういうと目の前の二人に向かってニッコリと笑った。
「ビクトリア…こっちにきて動かないで…」
アテナがそう言うとビクトリアはアテナの横に来て一緒に座った。
ソフィアは無言でダークの後ろに立っていた。
「こ、これでいいのかっ!?それで…な、なんで僕がソフィアを動かしたのか分かったんですか!?なんで僕たちの行動がバレてたんですか?後で…僕たちを殺すのか…?」
ダークは最初は威勢が良かったが段々としぼんでいく風船のように小さい声になっていった。
「なんだぁ?俺が質問される側なのか!?ま、いいけどね…何故分かるかって?俺の持ってるモノの機能が、おまえらの持ってるおもちゃとは比べ物にならない程高性能だというだけさ?
当然おまえらがどういう機能の物を持っているのか、向こうのお嬢ちゃんがどういう仕組みで動くのかとか、そっちのちっこいお嬢ちゃんの性能とかもわかるし、おまらの筋肉の鍛え具合とか視線の鋭さとかそういう見た目…そんなのを全部総合してみると…どっかの組織のプロのスパイだとはとても考えられないわけよ!で、この近所には日本の小企業の作った遊園地のようなエリアが多くあるという事などから、恐らく一般人なんだろうなと思ったわけだが…だったら何故俺をコソコソと見張ってるのかの理由がわからんから一応聞いてみようかってなとこだ!?」
「り、理由を言えば解放してくれるんですか?」
「ん?俺が解放しないと言ったって、おまえらが寝るか起きるかしちまえば俺は追いかけて行く事などできないわけだし、いくら高性能といってもおまえらの名前や住所がわかるわけはないんだからな?ま!おまえらが今ここで逃げたとしても俺は必死に追ったり探したりする必要は無いと思ってるけどな!はっはっは」
男は雑談でもするかのように良くしゃべり、そしてよく笑う奴だった。
アテナは恐る恐る理由をしゃべりだした。
「えっと…隠れて近づいたのは、あなたがどんな人なのか分からないので用心して近づいて、どんな人なのか確かめようと思ったからで…その…元々は私達には探している人達がいるので、その人達を何処かで見かけなかったかって事を聞けるのなら聞きたかっただけなんです。本当にそれだけなんです!何をしてるかとか聞く気はなかったですしっ!」
「なるほど、どんな人かわからないから用心するというのは良い事だけど、俺ぐらいの相手だと、おまえらの可愛らしいやり方だと直ぐに見つけて捕まえる事も殺す事もできちゃうんだよな~。ま!今回は俺が怪しい人だとか危ない人だとか変な人だとか悪い人だとかで無かったのでよかったわけだが、これからは気を付けようぜ?
んで、探し人?ひょっとして青とか赤とか黄色い奴らじゃねーよな?」
「え…その信号機みたいな人は何ですか?そんな人は知りませんけど…私達の探してるのは…きれいな女の人と、耳の付いた男の人と、えっと…」
「ちょっと待て、お嬢ちゃん!も少し万人に通用する特徴で言ってくれ!」
「えっと、どう言えばいのかな?」
そう言うとアテナは隣のダークに尋ねていた。
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