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Dream Quest 本編部外 奇妙なパーティ2

「ちょ…ちょっと待って下さいよ!探すって、どこにいるか知らないんですよね?」
「全然知りませんけど…?」
少女はキョトンとして答えた。
「行きそうな場所の心当たりでもあるんですか?」
「あなた、さっきから随分あの人達の事気にしてますけど、ひょっとして探して見つけて仕返ししようとか思ってるんじゃないですよねっ?」
青い服の少女は少年に迫るように前に出て怒ったような口調で言った。
「ち、違いますよっ!」
少年は2歩ほど後ずさりしながら答えた。
「じゃあなんで探しているんですかっ?」
「なんで君にそんな事を教えなきゃいけないんですか?!それなら君も…何故あの人達を探してるんです?」
「えっ…それは…」
青い服の少女も1歩下がって下を向いた。
「仲間にしてください!とでも言うつもりだったんですかね?」
少年は気を取り直してメガネを触りながら問いかけた。
「それはもう…こないだ一緒に連れて行って下さいって言ったんです」
「なんだ…じゃあ待ち合わせわせ場所でも忘れたんですか?それとも置いてきぼりにされたんですか?」
「ううん…一緒には連れていけないって言われたの…」
「はぁ?だったら何故探してるんですか?」
「それでも一緒に行きたくて…」
少年は呆れたような顔で少女を見ていた。
「さっぱり分かりませんね…」
「じゃあ、あなたは何故探してるの?人に聞くだけはズルいですっ!」
少女の問いに少年は一瞬ビクっとしたが平静を装って答えた。
「ぼ、僕は君と違って強いですからね?それで僕があの人達を助ければ、それで貸し借りは無しになりますから…さ、さっさと借りを返したいだけです!」
「ふ~ん…なんだかんだと理由付けてるけど、要は仲間になりたいって事ですよね?」
「そ、そんなんじゃありませんよ!君と一緒にしないでくださいっ!」
少年は少し顔を赤くしてうろたえていた。
少女は何かを思い出したように周りをキョロキョロして
「とにかく私は頑張って探して見ますから…」
そう言うと何処かに歩きだそうとした。
「だから、ちょっと待って下さいって!目的が同じなら1人より2人の方が絶対に有利なんですよ!?」
少女は少し考え込んでいた。
「でもあなたは他社の人だし、私はあなたのことよく知らないし…」
「どこから来たかとか、そんなのは関係ないですし、知らないならこれから知ればいいでしょう?」
少年は自信満々に言ったが少女はまたしても考え込んでいた。
「私の知ってるあなたって…実はかなり最低の最悪なんですけど…」
少年は一瞬苦い顔をしたが何故だか堂々と笑って答えた。
「結構ズケズケという人だったんですね…これでダメージはお互いにチャラですね!それに僕と一緒にいれば最低だというのが間違いだと証明してみせられます!」
「あのぉ…なにがチャラなんでしょう?」
「君が僕の事を最低の最悪だと言った事ですよ!僕の心は深く傷つきましたけど僕も君を傷つけたので、これでチャラですね?」
「えっ…そうなのかな?なんか違うような気が…」
「とにかく何処に行こうとしてたんですか?」
「えっ?まだ全然考えてなかったですけど…」
少年は、またしても呆れたような顔をしながらも何故だか偉そうに言った。
「やっぱり僕がいないと駄目というわけですね」
青い服の少女は、なんとなく納得がいかないというような顔で黙って少年を見ていた。
「しかし何処へ行けばいいのやら…という事ですよね」
少年は少女の不満そうな顔を見なかったかのように話を進めていた。
「ビクトリアが外に出たんじゃないかって…」
「外にですか…なるほど、ますます僕の腕の見せ所ですね」
「外って物凄く広いんですよね?いったい何処に行けばいいのかしら…ビクトリア何か分かる?」
「予測できません。情報が不足しています。」
「君はあの人達がここで何をしていたのか知ってるんですか?」
「ここで?虫と戦ってましたけど?」
「ハンティングでもしていたんですか?」
「ハンティング?単なる戦闘訓練だったと思いますけど…」
「訓練?訓練が必要な人がいたという事ですよね…どのぐらいやってたんです?」
「えっ?たぶん1回だけだと思いますけど?」
「ふむ…それなら…いきなり遠くへ行くとは思えないですし、だからといって極端に近い場所にいるとも思えない…そうなると次は手頃な場所で、もう少しLVを上げようという感じでしょうか!?どうです僕の推理!なんか冴えてる感じしません?」
「私達にLVなんてないですよ?それに手頃な場所って何処なんですか?」
「そっそれは…とにかく適当に行ってみて、そこに居なかったら次の場所へ!これです!」
「適当にって…そんなので大丈夫なんですか?」
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