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Dream Quest 本編68

目の前では少女のようなロボットがシークレットサービスのような風貌の女性ガイドと戦っていた。
戦っていると言うよりは一方的に襲われているという感じだが、ガイドは既に結構ダメージを受けているようで、かなりヨロヨロとしているが何とかモニターを庇うように前に出て戦うような姿勢をしている。
「君は自分のしてる事がわかってるのかっ!?」
「その言葉は、そっくり君にお返ししますよ?こ~んな可憐な少女にボコボコにされちゃって…随分粗悪な護衛さんですよね?ひょっとしてソレ不良品なんじゃないですか?」
「何言ってる…君のロボットこそ壊れた怪物そのものじゃないか…」
「君…今僕のソフィアちゃんを物凄~く侮辱したね?ソフィア!アイツ弱っちくて面白くないかもしれないけど、あの口がこれ以上しゃべるのは、すごくウザいから…黙らせてよ!」
(あのやろう…人間まで襲う気かっ?)
俺が飛び出そうとした瞬間、目の前に人影が現れた。
「ちょっと君!何か勘違いしてない?」
両手を腰に当てて仁王立ちしているその姿は何処から見ても紛れも無くサトコさんだった。
(サトコさん…一人で何する気だ?(汗))
「君、誰だい?」
「残念ながら君のよく知ってる人!ではない事は確かなので名前なんか聞いてもわからないだろうから教えてあげないわよ?
あ、そこの人!できれば早くここから逃げて、そして出来れば、この事は誰にも言わないでいてくれたら凄く有難いんだけどぉ?」
サトコさんの必殺怖い笑顔が、さっきまで少年に絡まれてた男性に向けられていた。
男性は黙って何度もコクコクと頭を上下させながらガイドと一緒に走り去って行った。
ひょっしたら、あの男性は襲ってきた生意気な少年よりもサトコさんの満面の笑みの方が
恐怖だったかもしれない…
(きっと誰にも言わなさそうだな…というより、恐らく彼はこの後で記憶を消されるんだろうが…)
「サトコさん!」
俺達は思わず駆け寄った。
「あら、二人とも出てきちゃったの?」
「出てきちゃったの?じゃないですよ~(汗)一人で何やろうっていうんですかっ!」
「君達?今は僕を無視して仲良くおしゃべりしてる状況じゃないはずなんですが?
まぁ、いいでしょう…そろそろ複数を相手に本気で戦ってみたかった所です!
まとめて相手してもいいですよ?」
少年は時々メガネを触りながら少し大人ッぽい?余裕のあるような嫌なしゃべり方をするやつだった。
「君は、もう相手が人でも何でも見境ないんだよね?そんな馬鹿な屑ガキの相手は私一人で充分よ?」
(いや、サトコさんそれは無謀でしょ…)
「きさま~僕をクズって言ったな!」
さとこさんはジリジリと後ろに下がってきて蒼の横に行って蒼に耳打ちした。
「あのポンコツの分析は?」
「オマエ、自分で解析できねーのかよ?」
「余計な事にエネルギーを回せないのよ、お願い!」
「攻撃力、スピードはノーマルの120倍あたり、しかし防御はノーマルの30倍程度、外側のハリボテが無くなると、ノーマルまで落とせるかもな…そうすると相手のスピードが145倍ぐらいまで上がる可能性があるが…武器は両手両足、伸びはしないようだが風圧波があるので倍ぐらいの長さは見た方がいい」
「攻撃計測率とリンク率は?」
「自分のスピードが大きいため正確な計測は出来ないだろうし、あのスピードなら攻撃で相手に攻撃する隙を与えないようにできるだろうから計測にはエネルギーを使っていない可能性が高いな…リンクは100%マニュアル型だ」
「コアは?」
「さぁな…教科書通りなら腹か胸か頭のどこかだろ?」
「金属の装甲の下あたりって事よね…」
俺は二人の会話が凄過ぎて全く口出しができなかったが、なによりもサトコさんの豹変ぶりの方が驚きだったかも知れない。
「何の相談か知らないけどそんなこと無駄なのにね?いきますよ!ソフィア!」
少年は、なんかカッコつけてサトコさんを指さして叫んでいた。
それを鋭い顔で見たサトコさんはこちらを見ずに
「ありがとう、とりあえず行ってくるわね」
そう言うと物凄い早さで一気に横に移動していた。
サトコさんは少女のようなロボット?
(ロボットのような少女?まぁどっちでもいいか…(汗))
ソレとの距離をかなり取っているが、何度か物凄いスピードで近づかれ連続で攻撃を受けていた。
一応直撃は避けてはいるようだがダメージは確実に受けているだろう。
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