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Dream Qest 本編番外

残った3人編

デッドが残っている蒼に話しかけた。
「あれ、君彼と一緒に帰るんじゃなかったの?」
「アイツが帰った後で、ソイツに何かあると、アイツが責任を感じるんでな…俺様はソイツが帰るのを見届けるだけだ!」
蒼はサトコを指さしながらデッドに答えていた。
「サトコは僕が無事に帰すから君は帰ってもいいよ~?」
デッドは蒼が残ってる事が不満のようであった。
「デッド君も、もう寝た方がいいわ」
サトコはデッドに微笑みながら言った。
「え~サトコが、こいつと二人っきりになるのは心配だよ~」
デッドには、いまいち蒼の事もよくわかっていなかったし、サトコの本体の事も知らないので、そのような発想をするのも自然と言えば自然ではあったのだが…
「それは絶対に大丈夫だから!馬鹿な事言わないのっ!」
「テメーと二人よりは何億倍も安全だ、馬鹿め!」
蒼とサトコは声を揃えてデッドに激しく言い切ったのだった。
「そんな…二人して馬鹿馬鹿言わなくてもいいじゃないか~わかったよ、僕はもう行くよ
サトコ明日もここにいるの?」
「うん、そうね、まだ少しやりたい事があるから明日もこのあたりに居ると思うわ」
サトコは営業スマイルのような笑顔で答えた。
「そう、じゃあまた明日ね~」
そういうとデッドは力なく手を振った。
「デッド君、おやすみなさい」
サトコもニッコリ笑って小さく手を振り返した。
振り返りながらそれを見ていたデッドは、何故かサトコの前まで急いで戻ってきた。
「お、おやすみなさい、また明日ね!絶対だからね!おやすみっ」
ずっと一人だったデッドには、そんな些細な会話のやりとりが嬉しくて仕方がなかったのだろう。
サトコと蒼はドラゴンで飛び去るデッドを見送っていた。
サトコ、肘を曲げて小さく手を振っていたポーズのままで固まっていた。
「アイツに、私の本体はただのおっさんです!って教えてやればいいんじゃないのか?」
「私はまだ20台です!おっさんじゃありませんよ!?」
「詐欺師め…」
「タツヤ君の体調はどうです?」
「呼吸、脈拍、脳波、異常は無いな」
「ならよかった…」
「今日は、体置いて行くなよ?」
「わざわざ置いて行こうと思ってるわけではないんですけどね」
「それであのドラゴンの奴なんだが…って、オイ聞いてるのか?」
「オイっ!!って…またかよ…」
蒼はサトコの体を抱えて何処かに消えていった。
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