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Dream Quest 本編55

(とりあえず、予定通りという感じかな…しかし歳相応の反応と言うか意外と可愛いと言うか、なんとなく可哀そうと言うか(苦笑)まぁ、そういう青春もいいんじゃないかな?うん…たぶん…アイツ…きっと今日は手を洗わないんじゃないだろうか(苦笑))
蒼は何故かいつも俺達から数歩離れた所で黙って見ている事が多かった。
(ああういのは、やっぱ一匹狼の習性というやつなのかな…?)
俺は数歩横歩きして蒼の横に行った。
「俺達もご挨拶に行くか?」
「…。」
蒼は返事をしなかったが、とりあえず二人のいる所まで近づいて行った。
俺達に気がついたデッドは俺達を見てニコっと笑って
「よろしくねっ」と明るく言ってきた。
「ああ、まぁよろしくになるのかな」
「…。」
俺は多少無愛想に返事をしたが蒼は何も言わなかった。
(まぁ蒼はサトコさんに対してもツンケンする事多いしな…)
「しかし今日は、色々とあったわね~」
そう言いながら腕を挙げて伸びをしてるサトコさんに俺は、さっきの事を聞いてみた。
「サトコさんは襲った奴とかガーディアンとか知ってるの?」
サトコさんは俺を見て伸ばしてた手を下ろしてキリっとした顔で答えた。
「この世界は、私達が思ってる程未開の秘境なんかじゃなくて、海外からも国内からも、
多くの企業や組織が来てて色々やってるみたいなのだけど、そのうちの1つに怪しいゲーム会社があってね…そこが今やってるのがナイトメアハンターと呼ばれるゲーム感覚の夢冒険で、ガーディアンという戦闘にに特化したガイドのようなパートナーを連れて魔物退治という名目の戦闘を楽しんでる?ようなの…そこでは人やガーディアンのLV制というのが適応されてて、ランキングみたいなものもあり、強くなったらガーディアン同士を
戦わせて強さを競うみたいなものあるみたいだけど、その中の馬鹿の一人が、そんな戦闘にも飽き足らなくなって無差別に戦闘を仕掛けて来ているというところでしょうね」
そう言うと、サトコさんは呆れたように溜息をついた。
「別の所からの客って事?でも、ガイドはシステム上危険回避、安全第一?を考えて
作られてるんだったよね?なのに何故さっきみたいに…」
「ガイドは、戦闘用ではないの…それは戦闘用として作られてはいないと言う事だってのは、知ってるよね?
ガイド同士戦う事も無いし人を襲ったりもしない。
ここの環境だけ考えたら能力的には問題は無いはずだった…
でも最大の誤算は戦いを目的としたゲームと称して戦闘兵器のようなものを作り、それを客に売って遊ばせている企業がいたと言う事…
当然、こちらは戦闘は好みませんとか、平和主義ですとか、企業間の考え方の違いを掲げて見た所で相手方にとっては知った事じゃない!ってなものだし、この世界のあらゆる場所は何処の国の領土でもなく誰の領地でも無く、どこかが自治をしたり治安維持活動を
しているわけでもないから、何の法も規制もない世界なのね…
当然、警察組織みたいなものも無いし、勝手にそういう組織を作ったとしても、法がない以上取り締まるわけにもいかないわけで企業として何らかの手を打つにしても簡単にはいかないでしょうね…」
サトコさんは、そういうと空を見上げた。
俺は企業がらみの事はよくわからないので身近な発想しか思い浮かばなかった。
「ガイドの能力を強化したらいいのでは?」
「そのぐらいは、してくれると有難いんだけどねぇ…」
サトコさんの視線は空から地面に向かい足もとの草を軽く何度も蹴っていた。
「サトコって、なんかすっごく内部事情とかに詳しいよね~?ひょっとして何処かの会社の関係者の人だったりするの~?」
デッドが、またしても核心に触れて来るような事をあっさりと聞いてきた。
デッド自身は疑いや探りを入れるようなつもりは全くなくて、きっと本当に普通に話を聞いていた結果の素朴な疑問と感想という程度なのだろうが、俺達にとっては鋭いツッコミ以外のなにものでもないものだった。
サトコさんは目を見開いて、いつもより手をせわしなく動かしながら話しはじめた。
「わ、私は、し、親類に、こういう事を手掛けている社員の人がいてね…それでモニターやったり、利用者側の意見とかを聞かれたり、たまには職場に遊びに行ったりもして…
たまに手伝いもしたりして…それで色々と詳しくなっちゃったかなぁ…?あはは」
(サトコさん、うろたえすぎです…(汗))
「へぇ~そうなんだ~知り合いにそういう人がいるって何か羨ましいな…」
デッドは、サトコさんの適当な苦しい作り話にあっさり納得したようだ。
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