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Dream Quest 本編52

「あのね、君達に共通してるシステム?そういうのは僕には全然わからないけど君達の仲間?が襲われたのは、僕の知る限りでは今回が初めてじゃないかな?
それ以前に襲われてるのは、襲ってた奴と同じシステム?の奴らばかりだよ」
「ねぇ、あなたって人と仲良く関わってるようには思えないんだけど、その割には情報に関しては、やたら詳しいわよね?それは何故なのかな?あなた特殊能力でもあるの?」
「僕には、たぶんそんな特殊能力はないよ?君達の誰が人で誰が人では無いのかその区別すらできないもの…グレイが…えっとドラゴンがね、なんかラジオというか無線機と言うか、そんな能力みたいのがあるみたいで、多少遠くても人の話してるのが聞こえたり、なんかあったりしたら、色々と受信?できるようなんだよ~
僕はそれを聞いて色々分かるし…それで、その場所へ行ってみたりしてるんだ」
サトコさんは青年の話しにかなり興味があるような感じだ。
「それは、あなたが、あのドラゴンと会話して聞いてると言う事?」
「んと、テレパシーみたいに?僕の頭に直接聞こえてくるよ?でも会話…じゃないような気がする…情報は本当にラジオから勝手に聞こえてくるような感じだよ…グレイは来いとか飛べとかは、僕の考えた通り、言った通りに行動はしてくれるけど、彼からそれで返事を貰った事も無いし、親しげに話をして来る事も無いよ?ただし僕が危険な目にあうと僕が何も言わなくても、それを攻撃したりはしてくれるかな…」
(ふむ、コイツ意外と素直でいい奴なんじゃあ?って…人の会話が全部聞こえてくるって俺らの話しも聞かれてるんじゃあないのか?(汗))
サトコさんは自分達の話しも聞かれてるかも知れないという事には気づいていなようだ。
「なるほどね…」
色々と感心して話をしているサトコさんを俺は、ツンツンと突いて小さく手招きしてサトコさんだけを連れて、その場から少し離れた。
「どうしたの?」
不思議そうなサトコさんに俺は半分ぐらいパニクりながら耳元に小声で囁いた。
「あいつ、人の会話がラジオのように聞こえて来るって、それじゃあ俺たちの会話も全部
聞こえてたんじゃあないんですか?あ!今こうやってしゃべってるのも聞こえてるのかも…(ボソボソ)」
「彼のドラゴン君の性能が未知数だけど、私だって自分の存在を社に知られるわけにはいかないし、出来れば襲ってきた敵とかにも知られたくないわけだし、そのへんのガイドでも少なくとも人間よりは遠くの音や声が聞こえるのよ?それに対して何も対策してないわけないじゃない?特に会話とか何処で誰に聞かれてるかわからないような無防備な個人情報の漏出に対してのフィルタリング機能は、私も蒼君も結構優秀で万全よ?
それでも聞こえちゃったってほどドラゴン君が優秀だったら諦めるしかないわね(ボソボソ)」
「諦めるしかないってそんな呑気でいいんですか?(ボソボソ)」
「う~ん彼はとりあえず敵じゃなさそうだし、聞いた事を言って回るようなタイプでもなさそうだし、まぁ聞こえてたなら事情を全部言って是非とも同行してもらおうかしらね?(ボソボソ)」
「そんなんでいいのかな…(ボソッ)」
「まぁ、本人に確認するのが一番よ!行きましょう」
そういってサトコさんはニコニコ笑って戻っていった。
(本人に確認するって…聞かれて素直に本当の事言うとも限らないと思うんだがな…)
「何かあったんですか?」
青年は、わけがわからない感じで普通にしゃべっていたが全部聞こえてるのに、しらばっくれてるのでは?と思えたら、俺は気が気では無かった。
そして、少し離れて観察するように青年を睨んでいた。
青年も俺の視線に気が付いたのか俺をちらっと見て少し首を傾げている。
「あのね、色んな話が勝手に聞こえてくるっていうのね、私達の内輪の話しも全部
聞こえてるんじゃないか?ってそれが気になるって話しだったのよ?で?正直なとこと聞こえてるのかしら?」
(俺は内緒話のつもりだったのに、そんなストレートに聞くのかよっ!!(汗))
サトコさんは、いつもの不気味な笑顔だ。
「へっ?全部がいっぺんに聞こえてきたら何言ってるのか、何が起こってるのか
全然わからなくなると思うけど?僕は、それが聞き取れたり聞き分けられるような超人なんかじゃないしね?聖徳太子の生まれ変わりにでも見えた?」
またしても軽い感じで返答する青年に対して、サトコさんから笑顔が消えた。
青年はサトコさんから目を伏せてその後、真面目な顔でサトコさんを見て話を続けた。
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