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Dream Quest 本編2

今日は土曜日なので仕事は休みだった。
休みの日には自然に目が覚めるまで、
ゆっくり寝ていたいと思ったりもするのだが、
寝てるだけで休日が終わってしまうというのも、
それはそれで何となく損したような気分にもなるものだ。
いつまでも寝てるわけにもいかないと思うのと、
休みの日ぐらい思いっきり寝たいなんて事を思うのと、
結局どっちなんだよ?な状態のままで、意味も無くベットの上で
ゴロゴロと横になって目を閉じて、どちらにしようかと考えているうちに、
また寝てしまいそうな気分ち良さがあったりするものだ。
しかし、ふと、さっきの夢の続きでも見たら嫌だな…
というのを思い出した途端に、目がぱっちりと冴えてベットから飛び上がるように
起き上った。
(今日は何すっかな~)
顔を洗い歯を磨きながら、台所で直ぐ食べられそうなものを品定めしながら
自分のマグカップを手に取りインスタントのコーヒーを作る作業に取り掛かる。
作ったコーヒーを一旦テーブルに置き、洗面所のドアをあけ
歯磨き粉だらけの口を濯ぎ、後は適当に鏡を見たらそれで終了だ。
洗面所から戻り、袋に入ったロールパンを2個ほど取り出し
中に入れるものを料理するのは面倒なので、
そのままのロールパンをパクパクと何口かで食べて、
後は適当にコーヒーで流し込むような簡単な朝食だ。
我が家では、食事の時間には家族がそろって挨拶を交わし、
皆で会話をしながら食卓を囲む!という普通にありがちな、
ほのぼのとした一家団らん的なものは殆ど無い。
皆大人だというのもあるが、それぞれが個々の趣味や仕事や私用などの
それぞれの生活パターンみたいな時間割で動いていたりするし
顔を合わせる時間も少なく、それそれが何処で何をしているのかなどは、
知らない場合も多いのだが、知らなくても特に問題は無いだろうと思う。
鍵っ子だった時代なども体験しているので、朝から誰も居ないなんてのは
慣れっこになっているし、かえって誰かが居たりすると、
会話を考えなくちゃいけないとか、
話しを振られたら答えなくちゃいけないとか、
それなりに面倒だったりもするので
一人でゆっくりできるのが、解放感もあって気が楽だった。
立ったままでパンを口に押し込み、コーヒーと一緒に呑みこんでいるという姿を
誰かに見られたら小言や説教の一つも言われそうなので尚更だ。
窓からは日が差して、外は暑いほど天気も良さそうだった。
「何となく、夢見が悪かったので、今日はちょっと外で太陽にでも
当たって気分転換でもするかな~」
誰に言うでもなく、そんな事をひとりで口に出して言ってみたりした。
自分の部屋に行き、軽い服装に身を包み、財布の中身をチェックして、
お出掛けの準備が出来たら、一通り家の中を見渡してみて、
「よし、異常なし!」という事で玄関のドアを開けて鍵を閉めた。
外に出たら、降り注ぐような明るい日差しがとても眩しかった。
(うぉ~お日様が体にしみる~)
俺は腕を伸ばし、左右に軽く振って体操のような動作を数回して、
「さあ行ってみようか!」と自分に喝を入れるように軽快に道を歩き出した。
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