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Dream Quest 本編32

俺は目の前に広がるサバンナのような風景に圧倒されそうになりながら尋ねた。
「ここは?」
「ここは、LV1第5草原地区という所、第1から第2までは、もう少し可愛らしい草原で花畑とか薬草摘みとかが出来るぐらいかな?
第3第4では、動物と遭遇する事があって、第5からは、もれなく魔物モドキが湧いているの!」
「えっ?なんでいきなりそんな上級な場所に?」
「ここが一番低LVなのよ?それとも、お花摘みピクニックがしたかった?」
「いえ…それは遠慮しときます…で、ここで何を?」
「そうね~、まずは寝てもらう!かな?」
「えっ?俺達今既に寝てるんですよね?(汗)」
「この状態で起きて、仕事に行く気?恐らく寝た気がしないわよ?
それでなくとも慣れるまでは、体に変調をきたすこともあるし、恐らくモニター体験のような平和で平穏な夢ではないから慣れるまでは早めに終わる方がいいわ」
「この後、俺はどうなるんですか?」
「蒼君が、本体の電源を切ってくれるから…この後、タツヤ君が深い眠りにつくのか普通の自分だけの夢を見るのかはわからないけど普段の日常の状態に戻るって事ね」
「この続きはどうなるんですか?」
「今は、起きたら夢を覚えてない設定になってると思うけど、完全にきれいさっぱり忘れるわけではないし起きて機器を外しても、また付けて電源を入れたら何となく思いだす感じになると思うわ…後は、蒼君に直接聞けばいいかもね
それで…君の体調が良ければ、明日はこの場所で待ち合わせ!という事でどうかしら?」
サトコさんは、珍しく早口で説明してくれた。
きっと、早く寝かしてやろうという所なのだろう。
「はぁ…まだ全然わけがわからないんで、おまかせしますよ」
まだ眠くも無く至って元気な俺は少し残念に思いながらも、この場所の遠く地平線をぼんやりと見つめながら、明日とやらの妄想にふけっていたのだった。
(続きは明日のお楽しみだな!いよいよ明日から本格的にLV上げが始まるのかな?どんな魔物とやらがいるんだろうな…武器はいらないって、素手で戦うのかな?(汗))
そんな事を考えながら俺が自分の手を眺めていると…
「蒼君、後よろしくね、タツヤ君おやすみなさい」
そう言いながら、サトコさんはにこにこと手を振っていた。
「え…?」(いきなりなの?)
俺は、反射的に手を振り返そうとしたはずだが、いきなり目の前が真っ暗になり次第に意識が遠くなっていったのだった…
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