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Dream Quest 本編1

駄目だ、全然テストの問題がわからない…
それより、なんで俺は、また学生なんてのをやっているのだ?
学校など何年も前に卒業して、普通に社会人やってたはずなのに
いつ入試など受けて、そして何でまた学生などに戻ろうと思ったのか?
どう考えても全く思い出せないのだ。しかも学生なのは現在の年齢の俺らしいので、
過去に戻ってしまったわけではないらしく、おかげで?知った人も誰も居ない。
周りに居る同級生?は皆若くて知らない奴らばかりだ。
当然、今の俺が昔に勉強した内容などすっかり忘れていても
無理は無いというものだが、しかし…このテストの問題、前にやった事が
あるはずだ!勉強した事は意外とはっきり覚えているのだが、
だけどどうしても答えが出てこない…
思い出せそうで何1つ出てこない。そもそも何の学科のテストなのか
どんな問題なのか、それさえもわからない。
できなければ、赤点になる…これまで赤点なんて取った事無かったのに
そんな事になったら、笑われる…馬鹿にされる…呆れられる…怒られる…
そんな焦りや不安ばかりが俺に中で膨らんでいく…いや、何のテストかもわからないのに、
やった事あるとか、思い出しそうで出てこないとか、矛盾だらけじゃないか?
そもそも、だから何で俺また学生やってるんだよ? あれ、あれれ?
机の上で頭を抱えて居たはずだった意識が薄れると同時に、
ゆっくりと目を開けた俺は、体がベットの上にあり、
ぐしゃぐしゃになった薄い布団を、何気なくぼんやりと
眺めていたのだった。
「夢か…」
何とも目覚めの悪い変な夢を見ていたようだ。
懐かしさや青春などとは程遠く、とにかく嫌な汗の出る夢であったのは間違いないと思う。
こういうのを悪夢と呼ぶのかはわからないけど、
とりあえず楽しい夢では無かったのは確かだ。
何で今頃、突拍子も無く学生に舞い戻って、しかもテストを受けて
それが全然解らなくて焦ったり困惑したりしている夢なんて見てしまったのか?
「頭でも疲れてるのかな?しかし、もうテストだけはやりたくないな…」
声にもならない独り言をつぶやきながら、少しかったるい体を
ベットから起こし、何気なく時計を見てみた。
「午前9時か…」
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