スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Dream Quest 本編21

「我々は…って、えーっと私の会社の連中って事だけど、夢と言うのは研究者も少なく、明らかになってる事も多くは無くどちらかと言えば、未開の土地“領域”だと思い込んでいた。だから、そこに我先にと乗りこんでゆけば、その場所を自分達の自由にできると考えた。
でも、どうやらそうではないらしい事が徐々にわかってきた。
残念ながら詳しい事は、まだ私にもわからなくて、うまく説明できないんだけれど、夢の世界って一言で言うと、おとぎ話に出てくる何処かの妖精の国や鏡の国のようなイメージがあって、ある程度の閉鎖的で決まった大きさがある世界なのだと考えていたわけだけど…実はあそこは宇宙と言うのと変わりない程、とてつもなく大きくて広くて何があるのかわからない世界で、恐らく宇宙のように広がり続けているのではないか?と考えられるんだ」
「宇宙と同じ…ですか?」
「まぁ、たとえ話だと思ってくれたらいいかな…たとえ話ついでに言うと、宇宙では地球外生命という者が既に宇宙のかなりの範囲を行き来していたり、惑星によっては宇宙人と言うよりもモンスターと言った方が、しっくりくるような生き物が生息していたりするもので…」
「え?宇宙人にモンスターですか?(汗)なんか現実離れして話が大きく飛躍してるような気が…」
「飛躍はしてないつもりだよ?実際地球人が存在してて、生命が誕生しても不思議じゃない地球環境に似たような星なら宇宙に無数に存在してるのは事実だから、、宇宙人はいない!よりも、むしろ居ると考える方が自然なわけだしその星が地球より万や億単位で古い星ならば、生物も文明も知識も、その年数分だけ進化している可能性もある。
そしてもし人型で人にとても近い感性を持つ宇宙人がいたとして白亜紀などの恐竜時代に地球に来ていたら、その宇宙人は、この星はモンスターの住処だと思ったかもしれないというのも、充分考えられるよね?」
「いきなり恐竜を見る…そう言われれば、そんな気がしてくるかも…」
「まぁ宇宙は、現在の地球人にとっては広過ぎて何も分からない事の方が多いわけだけど、夢の中ってのは、現実の時間の経過は関与も干渉もしてはいるが、実際の時間や距離というものが、ある意味存在しない世界でもある。
夢だと過去にも行けるし未来と思わしき所にも行く事はできるからね。
一瞬で別の場所に移動してしまう事も出来てしまうし、その気なれば瞬時にモノや人を出したり消したりもできる。
ただし、それが出来たからといって実際には現実の今や過去が変化する事は無いし未来がどうにかなるわけでもない。
まぁ、未来に関しては予知夢なんてのもあるようなので未知の部分ではあるけどね」
「段々話が難しくなると言うか…ひょっとして本題から逸れてませんか?」
俺は幾つかのSF映画のシーンや、SF系のゲームシナリオ、それに加えてタイムスリップやタイムマシンがどうとか余計な事を頭に描いてしまって既にわけがわからなくなりそうだった。
「一番わかりやすい喩だと思ったんだが…」
そう言いながら、頭に手をやりながら、困ったように笑い
「じゃあ、余計な説明は無しでいくね?」
そう言って、深呼吸していた。
おれの頭の中には、ドラ○モンが勉強机に入って行くシーンが浮かんでいたりしたが、余計な妄想を消して話しに集中しようと思い少し身を乗り出して、そして深く頷いてみせた。
女性…いや、彼も黙って頷いて続きを語り始めた。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。