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Dream Quest 本編15

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そこには何とも奇妙な生き物?が胡坐をかいて座ってちらを睨みつけていた。
こんな場所に人?がいるのも驚きだったが、それより、この生き物は何なのだ?(人か?)
よくわからない着物姿のような男で長い髪をポニーテールのように束ね、そしてそこには猫のような耳が付いているのだ…。
一部の層では大いに流行っている(らしい)とか聞いた事があるような気もするが、可愛い少年ならまだしも成人してそうな普通の男に、あんなもの付いててもキモイだけだし何よりアニメで見るとかならともかく、三次元でコレを見ても、ただのお化けかオカルトだよ(汗)
(さっきまで、この部屋誰も居無かったよな?この部屋ドアみたいなものは無いはずだけど…何処から出てきたというか、何処から入って来たんだ?)
俺は、この獣男(仮)を不思議と怖いとは思わなかったが、なんともアンバランスなデザイン?に笑いがこみあげそうになっていた。
とりあえず何か尋ねようとした瞬間、ソレはすくっと立ち上がって、何故だがゆっくりと西洋の紳士のような?ご丁寧な挨拶動作をしながら、その動作には全く持ってそぐわない口調で挨拶をはじめたのだった。
「俺様は、本日よりあなた様のガイドを務めさせていただく事となったので有難く思えでございます」
それでなくても、奇妙な容姿に面食らっているのに、丁寧なのか偉そうなのか、はちゃめちゃな言語に少し唖然としてしまう。
「俺のガイドさん?…えっと…よろしく?」
ガイドというのは、この夢世界にそれなりに詳しく夢の中で楽しく安全に過ごせるように、付き従ってくれるとても従順なパートナーキャラだという話だった(よな?)。
(確か…俺の趣味や好みや性格を考慮し最も適したパートナーキャラが生成される!んじゃなかったっけか?俺には野郎趣味もオカルト妖怪趣味も耳萌え趣味も無いぞ?ひょっとして作成エラーか?(汗))
「えっと…」
特に何かを言おうとか聞こうとか思ったわけはないが、とりあえず何か会話を…と思って声を発したと同時に、ソレは突然淡々と語り始めた。
「ではご主人様、まず俺様のお名前を決めろ!くださいでございます」
「えっ?名前?」(しかしまぁ、すごい日本語だな…)
「はい、ガイドの名前はご主人様に付けて頂く事になっているでございます」
「いきなり名前付けろとか言われても…」
「禁止用語や差別用語を含まない名前にして下さいが条件だ、
できれば恥ずかしいモノではない名前が望ましい!でございます」
「う~ん、じゃあ…ポチとかは?」
そう言うとソレはピクっと動いた瞬間、思いっきり顔を近づけて来て、かなり大きな声で怒鳴るように言った。
「今の聞いてなかったのか?なんで俺様が、そんな犬みたいな恥ずかしい名前なんだ!却下だぁー!!!」
「えっ?ああゴメン(つい見た目が…)えっと、君は猫なんだよね?」
(ってか、こいついきなり口調が…やっぱ壊れてるんじゃねーのか?)
「俺様は…猫じゃねーよ!」(えっ?猫(耳)じゃないのか?)
ソレは額に怒りマークがピクピクしているのが見えるかのようなひきつった形相をして俺を睨んでいる。
「ちょっと聞きたいんだけど?」
「何だ?」
「猫じゃないって、じゃあ君は一体何なの?」
「俺様はな、一匹狼というものだ!ご主人様の好みであるとあったはずだが?」
なんだかとても偉そうに踏ん反り返ってドヤ顔をしているが、俺は多くの質問に書いた自分の答えを思いだしながら、何となくコレが何故こんな容姿で、こんな性格なのか何となくだが、わかったような気がした。
(それであんな耳がついてるわけなのか…しかし俺の好みの一匹狼って、動物の狼という意味では無いんだが…データーの誤変換という感じなのだろうか?(汗))
俺は何となく最初からこんなので、この製品は大丈夫なのだろうか?と思いながらも、目の前のソレに話しかけるように聞いてみた。
「どんな名前がいいとか希望はある?」
「かっこいい名前にしろ!」(既に命令形ですかぃ?(汗))
「う~ん。狼丸、狼左衛門、狼之助…」
「なんでそんな和風で古風な名前になるんだ?(怒)」
「君、着物っぽい服装だから、なんかそんな名前が思い浮かんで(苦笑)」
「それはご主人様が、センゴクだとかブショウだとかサムライなどの古い時代のものを割と好む傾向があるからだと思われ…」
「えっ?ちょっとまって…俺は質問にそんな事は書いてないはずだが?」
「書かれてた『情報』なんてご主人様のほんの1部分であり、それ以外の情報は、ご主人様の脳から直接得た情報もあるという事だが?それで納得したか?」
俺は思わず、両手で頭を押さえた。
「脳から直接情報???」(脳の中丸見えって事か???)
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