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Dream Quest 本編10

「なるほどね…でも彼女がこんな馬鹿な真似を平気でやるのは何故なのかとは聞かないよね?他の事に関しても…それは遠慮してるから?それとも関心が無いから?」
俺は、意外な質問?に何と答えていいのか迷った…というか店主の言った“他の事”が何を指して聞いているんだろう?が、余りに多すぎてわからなかったと言うべきだろうか…
「他の事?」
「例えば…私の事とか、彼女の事とか、どうみても普通じゃないと自覚してるんだけどね?」
店主は、並々と入ったティーカップのお茶を何もいれずに口にしながら俺をじっと見て尋ねてきた。
「えっ?勝手に、ああじゃないか?こうじゃないか?と考えてはいますよ?でも俺はそれを聞くために来たわけじゃないし、俺がわざわざ確認しなければいけない事でもないわけだし…関心が無い…というより、むやみに関心を持たれたらその方が困りませんか?
あ…でもわけのわからないものと関わりたくないと思うのは誰にでもあるでしょ?俺もそう思うっていうのはありますよ?…それも無関心と言うのかはよくわかりませんが…」
俺は、こういう場合どんな風に誤魔化せばいいのかよくわからずにいたので、とりあえずありのままを答えたと思う。
「わけのわからないものとは関わりたくない…か、まぁそうだよね」
店主はそう言うと、なんか怖いほどの笑顔で俺を見ていた。
「えっ!?あのっ別に…お二人を…そう思ったとかいう意味じゃあ…(汗)」
俺は、なんか取り繕うように慌てて弁解しようとしていた。
「わけがわからない者だとは思ってないという事かな?」
店主の怖い笑顔はとりあえず普通の笑顔に変わったように思えるが、質問は相変わらず怖いものがあった。
「えっ?と…最初に見た時には、変な恰好しているから変な人だろうと思いましたけど、それから変な話などを聞いているうちに、格好の方はそんなに気にならなくなったし…話をしているうちに、別に特別変とか思わなくなった気もするし…あの子も確かに変だったですが、あの子とは関わるとかそういうのすら無いと思うし…」
俺は、自分でも何を言ってるんだか訳が分からなくなっていた。
「変な恰好に、変な人に、変な話に、変な女の子ですか…」
店主は、斜め横の下の方に視線を落とし口元に手を当てて独り言のように言った。
(あ…俺なんか、物凄く失礼な事連発してました…?してましたよね…変って何回ぐらい言っただろうか…相当沢山言ったような…変な事言ってるのはむしろ俺の方かも(汗))
俺は、何故自分がそうしたかったのかわからないまま、必死に熱く語っていた。
「あのっ、変な事言ってすいません!でも俺、凄く嫌だったり関わりたくないと思ってたりしたら、きっとバレバレの嘘ついてでも今頃とっくに帰ってますから!だから…その…」
俺は失礼な事言った自分を庇おうとしてたのか、失礼な事言ってこの人を傷つけたと思ったのか、その辺はじぶんでもよくわからなかった。
もっとわからなかったのは、自分でもそう言ったように…何故帰りたいと思わなかったのか?がとても不思議な感覚に改めて思えていた。
「うん、君はそうしないで、ここにいて一生懸命私に答えようとしてくれている…どんな話よりもそれが真実だと私も思いたいかな…やっぱり君には是非ともコレを使ってみて欲しいと確信したよ」
そう言うと、店主は俺の目の前にさっきの腕輪のようなものと、付属の機器らしきものと、もう一つ丸くて小さい円盤のようなものをテーブルに置いて見せた。
「は?」(どうでもいいけど、そもそもなんでこんな話しになったんだっけ?…(汗))
俺は、置かれた物をマジマジと見つめて首を傾げていた。
「色々と説明不足だったかな、だけどね理論上の説明や会社の趣旨なんてのを説明した所で、コレそのものの説明にはならないんだよね、それに重要なのはこの機械ではなくて
その先にあるものだから…」
「???」(全然意味が分かりませんが…)
「じゃあ、とりあえず簡単に説明するよ聞いててね」
「はい…?よろしくお願いします」
簡単に…という割には話しを聞き終える頃には既に日が暮れていた。
結局俺はその後の話しの内容が面白そうだったのと、なんとなくこの店主は悪人とかでは無さそうで、それなりに信用してもいいんじゃないかと思ったのと、おかしいと思ったらいつでもすぐに返品してもいいという事と、夢の世界というものに何かとても興味がでたのもあってモニターの件を承諾したのだった。
(見た目より普通の人だったよな…見た目がアレだから性格的には普通に感じたのかもだが…(汗)とりあえず家に帰ったら早速さっきの話のおさらいとセッティングだな)
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