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Dream Quest 本編85

「向こうさん達と違って、こっちは随分たくましいパーティなんだな!ま!答えられる質問には答えるが、こっちの質問にも答えてもらえるよな?お互い情報交換といこうや!?」
「私達はあなたが何者か知らないけど、あなたは私達の事を知ってる風な口ぶりね?お互いに情報交換するならば、相手を知ってからじゃないと無理じゃないかしら?」
「だから~俺はさっき自己紹介しただろう!それに俺はおまえらの事など何も知らんぞ!?後おまえらの認識を一部訂正すると、おまえらを探してるのは厳密には俺じゃ無い!俺はおまえらを見なかったかと聞かれただけだ!」
「誰が私達を探していると言うの?」
「えっと…アテナちゃんとダーク君だったかな?後はそれぞれが連れてる女性?2名の4人組だったな」
「アテナさんとダーク君が組んで一緒に行動を?…そして私達を探している?…一体どうなってるのかしら…」
「一緒に連れてって欲しいんじゃないの~?」
「デッドもそうだったしな?」
「僕の場合は運命の巡りあわせだったんだよ~っ!」
相手は子供だと言っても、ほんの昨日まで死ぬ気で?戦ってた敵みたいな奴だったし、そいつに襲われた少女が今はそいつと一緒に行動してるってのは何がどうなってるのかさっぱりわからなかった。
ましてその二人が一緒になって俺達を探しまわってるとか謎だらけである。
「言っとくが俺はあいつらが探してる理由なんざ何も聞いてねーからな?」
「それで、ものすごい機関のエージェントであるあなたが、そんな一般人の子供の探し人を、本来の仕事より優先させてわざわざ探してあげたというわけ?ちょっとご親切すぎるんじゃなくて?それともよほど暇な仕事なのかしら?」
「うひゃ~お譲ちゃん結構痛いところを突いてくるな~ま!あいつらには俺は探してやる暇など無いと言ったんだが、個人的に気になったというか、ま!こっちの探してる情報をおまえらが持ってるかも知れんから少し話を聞いてみたいって思っただけだ!ま!これも仕事のうちだ!はっはっは」
「私達も単なる一般人よ?たいした情報なんて何も持ってないわよ?それにあなたが正義の方の人間だと言う証拠も保証もなく、もし正義の方に属している人であっても私達の敵である可能性が残ったままでは、あまり余計な事は言いたくないわね?」
「お譲ちゃん結構頭が回るんだな?でも何故たいした事など何も知らない一般人が、そこまで“敵”に対して敏感になり注意を払えるんだ?」
男は目だけはギラッと輝かせて、そして自信に満ちた笑みを浮かべながらサトコさんに尋ねた。
「慎重で疑い深い性格なだけよ?今でもあなたのような人に絡まれているし…それが原因で何か余計な事に巻き込まれるかもしれないでしょ?」
「ほぅ…核心を突いたつもりだったが、少しも取り乱したりうろたえたりしないんだな(苦笑)でも一般人が敵なんて言い方をしたのは気になる所だし余計な事に巻きこまれた事でもあるのかい?」
サトコさんは少し笑っているような表情で続けた。
「あなたが会ったダーク君、彼は私達の敵としてつい最近戦ったわ…その時に私達は彼の連れてたガイノイド1体を完全に破壊してしまったからね…現在は恨まれてるかもしれないし今でも敵かもしれないという疑問を残したままよ?あなた達は仕事柄、敵とか味方とかを明確にしたがったり、その言葉に敏感だったりするのでしょうけど、一般人だって個人的な理由で敵や味方を認識するし、それが他愛も無い喧嘩がきっかけであったとしても不思議じゃないでしょ?」
「なるほどね…向こうさんは敵だったのか…そんな風には思えんかったな~俺もまだまだだな!俺は夢界共同連合軍FSBのメンバーでアーケインという者だ!何をしてるのか簡単に言えば現実世界で要マークだった人物や組織が最近やけに大人しいと思っていたら、どうもこちらに来て何か良くない事をやろうとしているらしいというので、現実世界の幾つかの国のその筋の者から成る急遽結成された少数精鋭の新しい組織だ。どちらの世界であろうと口外しないでくれよ?これでいちおう信用してもらえるか?」
「わかったわ…タツヤ君デッド君、どこでも誰にも言ったらだめよ?どこかでペラペラしゃべったりしたら消されるわよ」
「うん…」(本当に凄いエージェントさんだったとは…)
「わかったよ~」
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