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Dream Quest 本編84

「デッドが、ひとっ飛び行ってアイツがいるかどうか探して来る!そしてもし居たらドラゴンにくわえさせてでもここに連れて来るってのはどうだ?」
「えええ~そんな事したら次は誘拐犯とかで指名手配にされるんじゃない~?僕嫌だよ~」
「じゃあ、さっき聞こえてた通信元に行ってどんな奴か見て来るってのは?」
「えええ~なんで僕ばかり危険な事をしなきゃいけないのさ~?」
「デッドにしか出来ない事じゃないか?俺に羽でもあれば行ってくるけどな!」
「羽を強くイメージして念じれば生えて来るんじゃないかな~?」
「そういうのも出来るのかな?」
「よくわからないけど今度練習してみたらいいんじゃ…っていうか夢なんだからさ~羽なんかなくてもぴゅーって空飛べるんじゃないのかな~?」
「そう言われたら、そんな気がして来るな…(汗)」
俺とデッドはアレコレと、どうでもいいような話していた。
サトコさんは斜め下をじっと見たままブツブツと何かを考えているようだった。
「私達を4人一組のグループとみなして探してた…このメンバーでの言動で誰かに目を付けられる事があったとしたら…ブツブツブツ」
その時蒼が一瞬ピクっとした。
「蒼、どうした?」
「今、人が居たが直ぐ消えた…」
「えっ?人間だったの?」
サトコさんが顔を上げた。
「出る所間違えたので直ぐに帰っちゃったとか~?」
「俺達を探しに来た奴とか…?」
その時、俺達の直ぐ目の前に忽然と人が現れたのと蒼が立ち上がり俺の前に来たのは同時ぐらいだった。
「やぁ!ピクニックかい?」
大きな外人男は手を顔の横あたりまで上げてニッコリ笑っていた。
俺達は1歩ほど後退し少し体勢を低くして構えた。
心臓の音だけが聞こえて来るぐらい静かになり気持ちは張りつめて緊張していた。
蒼は一振りで男に届くぐらいの位置で刀を構えていた。
「そんなに警戒しなくても、なにもしやしねーって!」
「いきなり現れて警戒するなというのは矛盾してるが?オマエ何者だ?」
「俺か?俺はそうだな~悪の陰謀を阻止する正義の機関のエージェント!といった所だ!はっはっは」
俺達は一瞬耳を疑って目は点になっていたのではないかと思う…。
映画などでは良く聞くセリフだか、まさか自分がこんな場所で聞くとになるとは、それこそ夢にも思って無かったからだ。
「外人にも中2なノリの人っているんだね~(ボソ)」
「日本人より外人の方が羞恥心とか世間体とか細かい事を気にしない人も多いらしいし、なりきり度では日本のオタクより半端無くてスゴイのかもね?…(ボソ)」
「魔王とか悪の組織のエージェントを名乗らない分マシだけどな(ボソ)」
「おまえら…全然信用してねーだろ?」
大きな外人男は背中を丸めて頭に手を当てていた。
「タツヤ!気を抜くな!コイツ…ケタ違いの装備してやがる…」
「へぇ…そこのヒューマノイドはさっきのお嬢ちゃんより優秀なんだな!?でもそれなら抵抗しても無駄なのも分かってるんだろ?」
大きな外人は蒼を見てニヤリと笑った。
(コイツ…蒼をヒューマノイドとか言ってたな…さっきのって誰の事だ…?)
「何をする気だ?」
「だから、何もしねーといってるだろう?あ、お話はしたいと思ってるけどな?」
蒼は刀を消して構えを解いてただ立って怖い目で男を睨んでいた。
(蒼は信用したのか?それともかなわないからやめたのか…?)
「本当に話だけなの?」
「ん?お譲ちゃん…サイボーグなのか?初めて見る固体だな…ま!ここではそんなのもアリか…まぁ俺は話だけのつもりで来たんだけどよ?」
(コイツ…サトコさんの身体の作りもわかるのかっ!?)
「この人の声どっかで聞いたような…あーーっ!この人だよ!さっき無線でしゃべってたの!」
「デッド馬鹿!余計な事はしゃべるな!」
俺は声を上げてデッドに怒鳴った。
「ん?無線…なんだ?おまえらひょっとして俺の通信を盗聴でもしてたんか?」
その時サトコさんが怖い顔をしてズイっと前に出て話を始めた。
「それはたまたま聞こえただけよ!そもそもそちらが私達を探していたのではないのかしら?でも私達にはあなたのような人に探されるような身に覚えが無いの!なので是非ともその理由をお聞かせ願いたいわ」
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